羨ましいのは部分的 日記 2015年03月26日 自分の話を聞いて「いいなあ」と言われると、相手が自分と同じになりたがっているものと思い込む人がいる。 例えば、夢だった仕事に就いて収入は安定しないながらも充実している人が、大企業でルーティーンワークをこなす人に「福利厚生がしっかりしていていいなあ」と言う。 すると大企業の人が「そういう会社を選ばなかった貴方が悪い」と返す。 相手は「その待遇は理想的」と言っただけで「夢を捨ててでもその待遇が欲しい」とは言っていない。 もし「好きなことを仕事にできていいね」と言っただけで「夢を追わなかった貴方が悪い」と言われたらどう思うのだろう。 ああいうのは劣等感の裏返しだよと言う人もいるけれど、だとしたら切ない話だ。 PR